繊細男子

繊細な男子の強みと弱み

男性は繊細であってはいけない?

「女性は繊細で、男性は堅実」

これが一般的な世の中のイメージです。

そして、何よりこのイメージがとっても、繊細である男性にとってはやっかいです。

 

たとえば、何か失敗して落ち込んでいたなら、

これが女性であれば、周りもきっと気にかけてくれるでしょう。

ただし、男性が落ち込んでいたら、「おまえ何落ち込んでるんだ。女じゃないんだから」となります。自分はよくこのように言われてきました。

そのたび、「俺は男だから落ち込んじゃだめだ、繊細じゃいけないんだ」と自分に言い聞かせていたような気がします。

特に周りから、「ガラスのハート」と言われたとき、自分のプライドが思いっきり傷つけられました。

このブログを読んでいる方も、このような経験はあるでしょうか?

 

自分はこのようなことがあったので、繊細さは捨てないといけない、そのようにずっと思っていました。

しかし、以前の記事で紹介した本
houou7.hatenablog.com

 を読んで、いやむしろ、繊細さは自分の武器だと思うようになりました。

しかも男性でありながら繊細というところが、ポイントでもあります。

男性なのに繊細なのは、正直マイノリティーです。これが良いのです。

 

たとえば左利きの人は、マイノリティーです。人類で左利きの人は11%しかいないそうです。

少ないからと言って、不必要でしょうか?いえ、むしろ逆です。

野球でも、左利きのピッチャーは貴重です。左のワンポイントとして、試合の局面を大きく左右する場面で使う左投げの中継ぎのピッチャーはプロの球団であればだいたい用意しています。なぜなら、相手バッターが右ピッチャーの球をたくさん見ているので、突然左で投げられると対応が難しいからです。

また、プロ野球のチームは先発ピッチャーは5~6人用意しますが、必ずと言っていいほど、そこに一人は左投げを入れます。これも、相手バッターが打ちにくいようにするためです。

 

このように、少数派(マイノリティー)は世の中で必要とされています。

次の記事では自分がHSPであるがゆえに、活躍で来た経験を話したいと思います。